枝乃の備忘録

つぶやき・落書き

蔵書管理と向き合う

今月半ばに見舞われたトランクルーム水漏れ被害を機に、仕事の延長線上や一時の好奇心で入手した本などの断捨離を決意。

そもそも手放す決断をできない本やいつでも買い直せる本が、トランクルーム行きになっていた。基本的に、大切な本は手元に置いて管理したい。ということはつまり、トランクルームへ運んだ時点で、私の中の優先順位はそれなりに低かったことを意味する。

そんなこんなで省察するに、どうやら私が丁寧に管理できる蔵書冊数の上限はそう多くなさそう。

快適に管理しようと思えば、どうしたって紙媒体の本を減らす必要が生じる。

自分に合わず面白くもなく役立たない本なら、悩まず速攻で手放せる。でも、そんな三拍子そろった本は少ない。(たまに見極めが足りず買って読んで後悔するが……)

二回以上読む本は、好きな本(気に入った本)であり、迷わず残せる。

問題は、面白い本、役立つ本。私の中でそれらは「良好な本」なので、手放す明確な基準に欠ける。そして一部、問題先送りでトランクルームへ。

しかし、先送りにした問題はそのままでは解決しない。

このまま突き進むと、眺めてニンマリする本棚から遠のき、自室もトランクルームも本の墓場になりかねず、ひじょうにまずい。死蔵は避けたい。そんなわけで、電子書籍&図書館サービスを本格的に活用すべく行動を開始する。

部屋にある本を、①自分に合う本・好きな本と、②対外的に面白い本・役立つ本に選り分け、後者は電子書籍の販売有無と近隣図書館の蔵書状況を確認し、両方「有」ならリサイクル用の段ボールへ放り込む。なるべく無心で。考えると負ける💦

ありがたいことに、神戸市の図書館ネットワークサービスは、Myライブラリで自分の棚が作成できる。断捨離候補に挙がった本を検索して、蔵書があればMyライブラリの棚に登録しておく。これで、すぐ読みたければ電子書籍で再購入し、引用したければ図書館へ赴いて頁情報を確認すれば事足りる。

将来必要になるかもという不安が軽減したので、今までよりも心置きなく手放せそう。